もはや説明不要のベース界に革命を起こし続ける日本が誇るベースヒーロー、KenKen。そんな彼のシグネチャー弦が10月1日より発売開始となりました。
これまでに「KenKen Bass Project 」としてアトリエZからシグネチャーモデルの「BK4」と「Roman Bird」、女性や子供にも扱いやすいようにと制作されたミニベース「Buddy of Life」が発表されております。今回の「GenGen」はそれらに続くVol.4として1年以上試行錯誤を重ねて開発されたとのこと。
海外のベーシストのシグネチャー弦だと、DRから発売されているマーカス・ミラーモデルや、ロトサウンドから発売されているスティーブ・ハリスモデル等、そんなに珍しくありませんが日本人のものはほとんどないかと思われます。日本人初なんじゃないでしょうか??
今回はKenKen監修の下、開発されたオリジナルベース弦、「GenGen」についてお話していきたいと思います。
スポンサーリンク
ラインナップ
今回発売されたGenGenのラインナップは4弦用の「KGN-3300 」と5弦用の 「KGN-4700」の2種類で、どちらもヘックスコア(六角芯線)を採用されております。ちなみにショートスケールのベースには非対応とのこと。
パッケージのデザインはKenKenの「魔」のロゴを作った竹内光司氏が手掛けておられます。
KGN-3300
4弦用の「KGN-3300 」は太さが.045/.067/.087/.105で、素材はニッケルとなっております。アトリエZの「N-3300」というモデルを基に作られたとのこと。
気になるのが、2弦と3弦がいわゆるレギュラーゲージのものより少し太めの仕様となっている点です。レギュラーゲージのものだと2弦が.065、3弦が.085のものが多いかと思いますが、KenKenが望む1弦から4弦までのテンション感を得るために、2弦と3弦の2本は六角芯線を太くしているそうです。
お値段の方が税抜きで定価3,300円となっております。
KGN-4700
5弦用の「KGN-4700 」は太さが.045/.065/.085/.110/125で、素材はこちらもニッケルとなっており「N-4700」というモデルを基にに作られているようです。
こちらは4弦がレギュラーの.105より太い.110を採用しています。4弦以外は通常のレギュラーゲージのものと太さは同じですが、テンション感を少しだけ緩めるために2弦と3弦は六角芯線を細くしているのこと。KenKenが求める弾き心地を実現させているようです。
お値段は税抜きで定価4,700円となっております。
Twitterのトレンドに!
やはりいつの時代も、なかなか注目されにくいベースではありますが、今回のGenGenの発売が発表されるとTwitterでも話題となり、トレンドワード入りしていました。KenKenの影響力の大きさ、注目度の高さがうかがえます。
@kenken_RIZE トレンドに入ってますね!!!おめでとうございます! pic.twitter.com/DYQBG6SXJr
— しゃあ♡YUKI٩꒰๑ơ౪ơ꒱۶♡ (@YUKI_g_5x10) 2016年9月30日
本人もTwitter上でGenGenについてつぶやかれておられました。
【超速報!】
一年以上かけて開発した私オリジナルのベース弦"GenGen"発売いたします!!
シグネイチャーの弦とか、日本ではほとんどない!4弦・5弦全国楽器店で10/1発売
➡️https://t.co/XVmrLdLdQU pic.twitter.com/YDlgMCj5Bv— 金子KenKen賢輔 (@kenken_RIZE) 2016年9月30日
むしろ、KenKenの作った弦の名前で、GenGen以外の名前が思いつくなら教えてほしい。
本当に山ほど試行錯誤して、山ほど弾いて、遂に完成しました。
夏前からライブでも実際に使用しております。
GenGen是非お試しくださいませ。 pic.twitter.com/C1jL9v7ON0— 金子KenKen賢輔 (@kenken_RIZE) 2016年9月30日
おわりに
弦によってベースの音や弾き心地は結構変わるものなので、今の弦がどうもしっくりきてないという人はKenKenのこだわりが詰まったGenGenを試してみてはいかがでしょうか!?
また、ライブごとに弦を張り替えているKenKenの使用済みの弦を再利用したアイテムが制作中とのことなので、今後の活動にもますます注目が集まることでしょう!
スポンサーリンク