2015.11.15

みなさん、ストラップって長くしてますか?短くしてますか?長くしてみたり、短くしてみたり…。なかなか決めきれていないという人もいるのではないでしょうか?

ライブやスタジオでの練習の際は立って弾くことがほとんどになってきます。ストラップの長さは演奏に大きな影響を与えるのでとても重要です。

演奏中に弾きにくさを感じても途中で長さを調整するのは非常に困難ですし、もし仮に曲の間奏などでしばらくベースが抜ける部分で可能だという場合であっても、ライブ中であれば非常にかっこ悪いです。

そんなことにならないためにも、事前にしっかりとストラップの長さは決めておくことをおすすめします。長さによって何が変わるかをまとめてみたので参考にして頂ければと思います。




見た目

見た目は長い方がかっこいいという意見の方が多いかと思います。短いとかっこ悪いというわけでは決してないのですが。

見た目にこだわるのであればある程度、長くした方がさまにはなるかと思います。しかし、長すぎるのも逆にかっこ悪いかと…。

ロック、パンク、メロコアなどのジャンルの方たち、主にピック弾きをメインでルートをガンガン刻んでいくタイプは比較的ストラップは長くされている方が多いです。この手のジャンルの方たちはライブでのステージ・パフォーマンスもかなり激しい方が多いです。

ストラップが短いと、どうしても窮屈な感じになってしまいます。長い方が動きやすいというのも理由のひとつでしょう。

ファンク、ジャズ、フュージョンなどの指弾きがメインで、時にスラップやタッピングなどのテクニカルなプレイをする方はストラップを短くしている方が多いです。こっち系のジャンルのライブでステージ上を飛んだり跳ねたり、走り回ったりとそこまで激しい動きをされる方はあまりいないでしょう。軽く身体でリズムを刻みながら、どっしりと構えているタイプのベーシストに多いと思います。

ハイポジションでの運指

ストラップを長くすればハイポジションでの運指が困難になってきます。自宅で座って練習している時は弾けていたのに、スタジオで立ってだと弾けないなんてこともあり得ます。

またハイポジションを弾く際、ストラップを長くすればするほど弦を押さえる側の腕が伸びきった状態に近づきます。そうなると手首に角度がついてくるので、手首にかかる負担が大きくなります。あまり無理した状態で弾き続けると腱鞘炎になることもあるので、注意が必要です。

腱鞘炎になると、治るまでに2~3週間程度かかると言われています。ひどい場合だと数ヶ月かかるケースもあるそうです。当然その期間、ベースは弾けなくなってしまいます。そんな悲しい状態にならないよう、手首への負担もしっかりと考慮した長さでベースを弾いて下さい。

1フレット

ストラップが短い場合、短すぎると1フレット目が遠くなります。特にワーウィックなどの24フレット仕様でボデイが小さめのベースの際に特に感じます。

これもストラップが長い場合にハイポジションを押さえるのと同じで、1フレット目が遠いと弦を押さえる側の腕が伸びきった状態に近づくからです。そうなると当然、手首の角度がきつくなり、負担がかかってくるので注意が必要です。

逆にストラップが長いとベースに角度をつけやすく、垂直に近づけることができます。ベースを垂直に近づけることにより弦を押さえる側の腕も伸びっぱなしではなくなります。ベースに角度をつけることによってある程度、ハイポジションも弾きやすくはなります。

長い時のメリット

  • 見た目がかっこいい。
  • ライブなどでの激しい動きがしやすい。
  • ベースに角度をつけやすく、ローポジションが弾きやすい。

長い時のデメリット

  • ハイポジションが弾きにくい。
  • 座って弾いていた時との差が激しい。

短い時のメリット

  • ハイポジションが弾きやすい。
  • 座って弾いている時との差が少ない。もしくは同じ。
  • テクニカルなプレイの際に有利。

短い時のデメリット

  • 1フレットが遠い。
  • 短すぎると窮屈になるので、ライブなどでの激しい動きにはやや不向き。

まとめ

ストラップの長さにも正解なんてものはありませんが、まずはいかにリラックスした状態で弾けるかというのを意識して決めて頂ければと思います。

演奏するジャンルやプレイスタイルによって様々ですが、いくら見た目がかっこ良くても手首に負担をかけすぎて腱鞘炎になってしまっては元も子もくなってしまいますので。その点だけ注意して、自身が一番かっこいいと思う長さを追求してみて下さい。