2016.04.04

4月ですね!春なので心機一転、何か始めようかと考え中なBroad Person管理人のhiroto kawagoe(@hirotokawagoe)です。

今回は音楽理論についてです。

理論を学ぶことに対して、人それぞれ想いはあるかと思います。音楽理論と言っても、簡単に誰でもすぐに理解できてしまうこともあれば、ややこしすぎてわけが分からんこともいっぱいあります。

「理論」という言葉だけで、拒否反応を起こしてしまってたり、難しそうで自分には到底理解できそうにないと、学ぶことに対して少し億劫になってしまっている人もいるのではないでしょうか!?

はたまた「理論なんて必要ねぇーよ!」と思っている人も中にはおられるでしょう。

そんな「音楽理論」に対して、僕なりの想いをお話していきたいと思います。




音楽理論て必要?

個人的な意見としては、人それぞれ必要と感じれば学べばいいし、必要ないと感じているのであれば学ばなくてもいいと思います。

今のこの便利な世の中、音楽理論を知らなくても簡単なDAWやアプリを使用すれば、それっぽい曲を作ることは誰でも可能なんじゃないでしょうか。

理論を知らなくても素晴らしい楽曲を作れる人、素晴らしい演奏ができる人も中にはいらっしゃるでしょう。極一部の天才な方ぐらいでしょうが。

趣味志向であれ、プロ志向であれ、不自由を感じていないのであれば、無理に理論を学ぶ必要はないかと思います。

誰かに強要されて嫌々勉強しても全然頭に入ってこないと思いますし、必要性を感じてないのに無理に学んでも活かすことはできないかと。

「理論なんて必要ねぇーよ!」って人はそれはそれでいいのではないでしょうか。

活かすことができないものを無理に学ぶぐらいなら、他のことに時間を使った方が有意義かと僕は思います。時間は有限ですから。

必要と感じた時に、自分に必要な分だけ学ぶのが一番スマートかと思います。

理論に囚われてしまうことを恐れている人に対して

たまに理論を勉強すると、理論に囚われすぎて視野が狭くなってしまうとか言ってる人がいますが、僕は決してそうは思いません。

理論を勉強したぐらいで、音楽的視野が狭くなってしまうなんてことは、まずないかと思います。もし理論を学んで音楽的視野が狭くなったと偉そうに言う人がいたら、どれくらいの理論を頭に叩き込んだのか聞いてみたいもんです。

元々狭かった視野を中途半端に学んだ音楽理論のせいにしているだけなのでは?と思ってしまいます。

そもそも視野が狭くなったと感じるのであれば、広げる努力をすればいいだけの話なんじゃないでしょうか。理論はあくまで理論であってルールではないですから。

音楽理論を学ぶとつまらない曲やアレンジしか思い浮かばなくなるなんて言っている人自体を僕はつまらないと感じます。

理論を勉強したせいで、つまらない曲やアレンジしか思い浮かばなくなったという人は、理論を勉強していなくてもつまらない曲やアレンジしか思い浮かばないかと思います。

理論的なことを学びたい、学んだ方がいいのかなぁと少しでも思っているのであれば、変に難しく考えず、本屋に行って理論書や専門誌を買って読んでみたり、自分のできる範囲内でまずは学べばいいのではないでしょうか。

その時、分からないこと、理解できないことが出てきたとしても、音楽を続けていればそのうち、「あぁ、そういうことか!」っていう瞬間も後々結構あったりするものです。

メリットとデメリット

学ぶことでのメリットはたくさんあるというか、ほぼほぼメリットしかないと思います。逆に音楽をやってく上で理論を学ぶことでのデメリットなんてないのではないでしょうか。

主なメリットを上げるとすれば、理論は言語のようなものなので、知っていないとお互いの意思疎通が難しくなったり、余計な時間がかかってしまうことが増えてくるかと思います。

自分の伝えたいことが相手に上手く伝わらないとイライラしてしまいますよね。

理論を学ぶことで、そういったフラストレーションは多少なりとも軽減できるかと思います。

また、既存の楽曲のコピーや分析をする際、理論を知っていることで、ある程度の予測が立てやすくなります。絶対音感を持っている人ならまた話は別ですが。

絶対音感を持っている人がどれくらいおられるのか分かりませんが、残念ながら僕は持ち合わせておりません。

僕のように絶対音感がない人にとって、予測が立てやすくなると要する時間がかなり変わってきます。楽器片手に闇雲に音を探すより何倍も早くなります。

音楽に費やす時間が無限にあるという人でない限り、時間を短縮できるということは非常に大きなメリットかと思います。

他にもいろいろとメリットを上げればたくさん出てくると思いますし、人それぞれで違ってもくるでしょう。人によってメリットの多かれ少なかれの違いはあるにせよ、知らなくて損することはあっても、知ってて損をすることはないかと思います。

まとめ

とりあえず、音楽理論を学ぶとつまらない曲やアレンジしか思い浮かばなくなるなんてことはないのでご安心下さい。

理論だけ知っていても実践で活かせなければ何の意味もないですし、知らなくても音を楽しむことはできるでしょう。

音楽理論を学ぶことについて、良い悪いなんてないとは思いますが、ただやっぱり誰かに聴いてもらう音楽をやる以上はある程度は学んでおくべきものだと個人的には思います。

いつ使うか分からんような高度なスケールとかまで、完璧にマスターする必要なんてないとは思いますが、自分自身が必要と感じる範囲内で少しづつでも学んでいくことをお勧め致します。