そろそろ食料を調達しにスーパーへ行かないと冷蔵庫がスッカラカンになってしまうBroad Person管理人のhiroto kawagoe(@hirotokawagoe)です。
宇多田ヒカルさんが自身のTwitterで復帰宣言をされましたね。
2015年12月の復帰報道では関係者は完全否定していましたが…。サプライズで発表して注目度を上げたかったからなんでしょうか。
音楽もビジネスですからね。それなりの戦略があったであろうに、先に勝手に報道されてしまってはって気持ちも分からなくもないです。
まぁ、いろいろとありますが、音楽ファンとしてはまた彼女の歌声が聴けるというのはうれしいニュースなのではないでしょうか。
NHKの朝の連続テレビ小説の主題歌を担当されるとのことで、復帰作がどんな楽曲に仕上がるのか非常に興味深いです。
今回は伸びやかな歌声で数々のヒットを飛ばしてきた彼女の楽曲をベーシスト目線で分析していきたいと思います。
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Contents
基本ベースはシンプルな曲がほとんど
決して彼女がベースという楽器を軽視しているからということではなく、彼女は基本的にベースはフレーズよりも音色を重視しているそうです。
ベースの音色によって曲の雰囲気を大きく変えるということはもちろん承知しているみたいです。
また、彼女の作曲方法というか、ピアニスト気質だからというのも理由として考えられるのではないでしょうか。ピアノは低音部分も自身で弾くことができますからね。基本コードやリズムをから作曲していくことが多いようです。
彼女の楽曲を聴いていると、ベースは音色重視で、その分ドラムやパーカッションなどはかなり凝ったものが多いなぁという印象。
ライブでもツインドラムの編成を取り入れたりしてますしね。
ベースは楽曲によってシンセベースを取り入れているものも結構多いです。フレーズ的にも休符や間を多めに入れる傾向が強いですね。
シンプルで極太なベースが聴ける楽曲もあるのですが、全体的にやっぱりベースの存在感が薄い曲が多いかなぁと感じるのが正直な感想です。
ベースラインがかっこいい楽曲
宇多田ヒカルの楽曲にはベースがグイグイ引っ張ってくような、ベースラインがかっこいい曲がまったくないのかと言われればそういうわけでもないです。
数はそんなに多くはないですが、個人的にベースラインがかっこいいと思う楽曲を紹介したいと思います。
甘いワナ〜Paint It, Black
1993年リリースのファーストアルバム「First Love」の中に収録されている「甘いワナ〜Paint It, Black」は彼女の楽曲の中では珍しく、ベースが曲を引っ張っていってます。
シンプルではあるんですが、休符を活かしたベースラインが非常に印象的で、かっこいいです。
桜流し
おい!ベース入ってねぇじゃねぇか!ってなるかもしれませんが、3:15あたりからベースも入ってくるのでご安心を!
ストリングスなども入っていてかなり壮大な楽曲に仕上っているので、そこまでベースがグイグイいくような感じではないので、これぐらいが丁度いいんじゃないでしょうか。
最後にちょっとだけメロディアスなベースが入ってくるのがいいですねぇ!
Addicted to You (UNDERWATER MIX)
1999年リリースの4枚目のシングルの「Addicted to You(UP-IN-HEAVEN MIX)」のバージョン違いです。
僕はこっちの方が断然好きです。ベースの存在感が違いすぎます。
この曲もベースラインはシンプルではあるんですが、完全に楽曲を引っ張ってってます。
個人的にこういうシンプルだけどグルーブ感がハンパないベースに憧れます。こっちのバージョンの方が聴いてて自然に体がノッてしまいます。
まとめ
この記事を書くために、改めて宇多田ヒカルさんの楽曲を結構聴き込んだんですが、そこまで魅力的なベースラインが聴けるものが正直少なかったんで、かなり苦労しました…。
ベースラインがどうこうなんてほとんどの人が気にしてないんでしょうけど、そういった耳で聴いてしまうのはやはりベーシストの性ですね。
でも結局、歌声と楽曲が素晴らしいんでベースラインがどうこうとかは関係なく普通に聴いてしまうんですけどね。
本格的に活動を再開されるみたいなので、今後また素晴らしい楽曲を届けてくれるのを期待しましょう!
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