昨年、ドイツのWarwick社とのエンドース契約や、宮藤官九郎監督・脚本の映画「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」への出演などで注目を集め、初のソロ・アルバム「KIYOSHI」をリリースした注目の女性ベーシスト清氏の2ndアルバムがご本人の誕生日でもある10月31日にリリース予定であることがTwitterやブログでアナウンスされています。
レコーディング、ミックスの作業は既に完了されており、現在はマスタリング、ジャケット写真やパッケージのデザイン決めの段階まできているようです。発売に伴ったツアーも組まれており、初日と2日目は東西生誕祭となっており、10月31日は東京・下北沢 ろくでもない夜、11月1日は大阪・難波Meleにてライブが行われる予定となっています。
そして本日9月17日は清氏の1stアルバムが発売されてちょうど1年となります。多くのリスナーが待ち望んでいる2ndアルバムに関する情報や使用された機材、今後の活動などについて今回はまとめてみました。
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一切無理のない最小編成
1stアルバムはギター・レス、ドラムとの2ピース編成でしたが、今回も同じく最小編成での作品となっているようです。相方のドラマーは前作から引き続き満園英二氏が担当。曲作りもほぼベースで行う彼女にとってこの最小編成は一切無理のない、ごく自然な編成とのこと。
前作ではベースとドラムの音以外に少しだけピアノも入っていましたが、幼少期から習っていたピアノは今作でも収められているのでしょうか?
女性とは思えない豪快なベース・プレーが魅力の彼女ですが、ヴォーカリストとしても素晴らしい歌声をお持ちです。骨太なゴリゴリのロック・サウンドにも負けない力強くも美しい歌声は聴いていて非常に心地良いです。
前作のレコーディングの際は少し歌うと疲れが出ていたそうですが、今回は連日、思い切り歌うことができたそうで、ベース・プレー同様、歌の方にも期待大です。
使用機材
前作で使用されたベースは清氏の現在のメインであるWarwickのStreamer Stage IIの5弦、1本のみということでしたが今作でも8割はStreamer Stage IIを使用されたとのことですが、そのほかに同じくWarwickのStreamer Stage Iの5弦とThumb Bassの5弦も使用されているようです。
出典: 清オフィシャルブログ「★清君のマニぃコーナー★」”MANII” means MANIAC!
出典: 清オフィシャルブログ「★清君のマニぃコーナー★」”MANII” means MANIAC!
【清さんの機材紹介】ベース編
前作は1本のベースで弾ききりましたが今回は3本使いました。全部Warwick。 pic.twitter.com/grQ8inu2HZ— 清 (@kiyoshi_1031) 2017年7月14日
アンプはご本人が所有されているGALLIEN-KRUEGERのヘッド・アンプ1001RB II、キャビネットはSWRのGoliath IIIとBig Benを使用されたとのこと。ほかにもスタジオにあったTRACE ELLIOTのアンプが今回使用したベースとの相性が良かったとのことでそちらも使用されたようです。
出典: 清オフィシャルブログ「★清君のマニぃコーナー★」”MANII” means MANIAC!
また、ベースでギターアンプも鳴らす清氏ですが、今回はMarshallのものとHughes & Kettnerのものを使用されているとのこと。
出典: 清オフィシャルブログ「★清君のマニぃコーナー★」”MANII” means MANIAC!
本日REC8日目!今回も"NO GUITAR"なのでダビングはサクッと終了して昨日から歌録りを始めています。機材を片付ける前に撮ってみた。
【清さんの機材紹介】アンプ&ペダル編 pic.twitter.com/85WvMiByEE— 清 (@kiyoshi_1031) 2017年7月14日
【清さんの機材紹介】スピーカー編 pic.twitter.com/cxQc1IKKjt
— 清 (@kiyoshi_1031) 2017年7月14日
そのほか、エフェクターなどに関してはAVALON DESIGNのU5、SansAmp BASS DRIVER DI、MXRのM80 Bass D.I.+、EBSのMULTICOMP、FulltonenのBASS-DRIVE MOSFETを使用されているようです。
使用されたのかは分かりませんが、ギター用の歪み系エフェクター、ZVEXのMASTOTRON、electro-harmonixのGermanium 4 Big Muff、SansAmpのFLY RIG 5も用意されています。
ツアー日程
ツアーついては会場はまだ発表されていませんが、日程と場所はある程度発表されており、以下の通りとなっています。
“TOUR KIYOSHI2”
10月31日(火) 東京
11月1日(水) 大阪
11月18日(土) 名古屋
11月19日(日) 名古屋
11月26日(日) 札幌
11月27日(月) 仙台
11月28日(火) 福島
12月2日(土) 岡山
12月3日(日) 福岡
12月9日(日) 大阪
12月17日(日) 東京
ツアー前にもソロでのワンマンライブが予定されています。
9月17日(日)東京・神楽坂 神楽音
9月22日(金)大阪・難波BEARS
緊急リリース
1stアルバム発売から1年という記念すべき本日は東京・神楽坂 神楽音でライブを行う清氏ですが、チケットはほぼソールドアウトしてしまっているようです。そしてこのライブから1stアルバム「KIYOSHI」のレコーディング・ドキュメントDVD「JAMS」が発売開始とのこと。
きたああああああああああああ pic.twitter.com/zNxbLAcANV
— 清 (@kiyoshi_1031) 2017年9月14日
1年間かけて制作されたこの映像作品には「KIYOSHI」のレコーディングの様子や、ご本人も覚えていない満園英二氏とのジャム・セッションの様子などの貴重な映像が収められているとのこと。スタジオを覗き見しているような感覚になれる作品になっているようです。
作品の一部がTwitterで公開されています。
即興とは思えない。。曲になってるやん。。さすがのリズム隊やな。。全然覚えてないけど。。
〜清DVD"JAMS"より〜 pic.twitter.com/CCnLlPR4Jl— 清 (@kiyoshi_1031) 2017年9月14日
おわりに
前作は僕も購入してから、かなり愛聴させてもらっているんですが、今作は「1stアルバムは軽く超えてる」とご本人も豪語されているので、待っている側の人間としてはかなり期待値が上がってしまっています。
ただ、そんな期待値もおそらく、ゆうに超えてくる作品に仕上がっているかと思います。
まだ、1stアルバムを聴いたことがないという人は、YouTubeで視聴できますので、一度耳にしてみることをおすすめします。
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