2016.01.13

「オレンジ」がSMAPの曲の中では一番好きなBroad Person管理人のhiroto kawagoe(@hirotokawagoe)です。

今朝のニュースでご存じの方も多いかと思いますが、国民的アイドル、SMAPの解散説が大きく取り沙汰されていましたね。いろんな情報が錯綜していますが、今後の動きはどうなるんでしょうか?

1988年から活動を開始されて、ずっと第一線で活躍している人たちですから、音楽好き、SMAP好きじゃなくてもSMAPの曲は皆さん、多少聴いたことがあるのではないでしょうか?

僕もまだ純粋だった頃は結構CDを借りたりして聴いてましたね。

その時はなにも考えず、ただただ歌を聴いて楽しんでるだけでしたが、SMAPの曲には実はかなりの大物ミュージシャンたちが参加しています。当時、僕は歌じゃなくて演奏に耳を奪われるほどの才能は持ち合わせていませんでした。

その中でも今回お話するのはウィル・リーというベーシストについてです。




Will Lee

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出典: Will Lee – Facebook

両親が音楽家ということで、幼い頃から音楽に触れる機会は多かったようですね。12歳の時にバンドを始めたとのこと。

最初はベースじゃなくてドラムを叩いていたそうです。ただ、当時まわりに素晴らしいドラマーがたくさんいたことから、ベースを頼まれる機会が増え、徐々にベースに転向していったみたいです。やっぱりいつの時代もベースって人気ないんですね…。

大学でも音楽を学び、その後ニューヨークに渡り、プロとしてのキャリアをスタートさせます。

ベースの腕前も超一流なんですが、人柄の良さもあって本当にいろんなミュージシャンのレコーディングやツアーに引っ張りだこの人気者なので、参加した作品を全部追っていったら本当にキリがなくなってしまいます。それぐらい偉大なベーシストです。

動画の最初の方はモザイクがかかってますが、30秒ぐらいしたらなくなりますのでご安心を!

プレイスタイル

指弾きメインでスラップも結構されます。セッションミュージシャンとしてはわりと珍しく、演奏中に結構ステージをノリノリで動きまわったり、派手なパフォーマンスをされます。

テンションが上がりすぎると演奏がまぁまぁ荒くなります…(笑)でも、それもウィル・リーのいいところかと思います。

やっぱり演奏してると気持ちも高ぶってきますし、感情に任せて演奏が多少荒くなっても、その瞬間のケミストリーを楽しむのが彼のスタイルなんじゃないでしょうか。

その場で見てるいる側の人間もその方がきっと楽しめると思います。

たまにベース弾かずに歌だけうたってる時もありますが…(笑)

使用機材

ベースはサドウスキーのジャズベースタイプをメインで使われています。彼のモデルが発売されています。彼のモデルはボディがディンキーサイズとなっていて、通常のものよりやや小さくなっています。

他にもフェンダーのオールドのプレシジョンベースやヘフナーのヴァイオリンベースもなども所有されておられます。

アンプはヘッドもキャビネットもハートキーのものを使用されています。

その他、エフェクターはボスのマルチエフェクターのGT-10B、ワイヤレスシステムはLine 6のRelay G50を使用されています。

参加したSMAPの作品

これまでにウィル・リーがSMAPの作品に参加したものは

1995年に発売された「雪が降ってきた」や「君色思い」、「$10」、「がんばりましょう」などが収録されている初のベストアルバム「Cool」

同じく1995年発売の「KANSHAして」や「たぶんオーライ」が収録されている7枚目のオリジナルアルバム「SMAP 007〜Gold Singer〜」

「どんないいこと」、「胸さわぎを頼むよ」などが収録されている1996年発売の8枚目のオリジナルアルバム「SMAP 008 TACOMAX」

同じく1996年発売、「はだかの王様 〜シブトク つよく〜」などが収録されている9枚目のオリジナルアルバム「SMAP 009」

「たいせつ」や「夜空ノムコウ」が収録されている1998年発売、11枚目のオリジナルアルバム「SMAP 012 VIVA AMIGOS!」

こう見ると、結構SMAPのアルバムに参加してますね。僕がモロにSMAPを聴きまくってた頃とも被ってます。

Smappies

ウィル・リー、SMAPと言えば、「Smappies」でしょう!SMAPの作品に参加した豪華ミュージシャンで結成されたバンド。SMAPのメンバーは一切参加しておりません。これまでに2枚のアルバムを出しています。

作品のために書き下ろした曲もありますが、基本的にはSMAPの曲をアレンジし直したり、再録音しているものがほとんどです。

動画はSMAPの8枚目の「SMAP 008 TACOMAX」に収録されている曲なんですが、もはや原曲を超えすぎてます…。ボサノヴァ調のリズムが心地いいです。

まとめ

彼のバンド、24丁目バンドの話もしていないので、かなりざっくりとした紹介ではありましたが、本当に数々のミュージシャンと共演しているので、興味を持たれた方はいろいろと探ってみて下さい。

SMAPの方も、今後どうなるのか個人的に結構気になります。スマスマ終わっちゃうんですかね…。