2016.01.12

今日は身も心も震えるほど寒いですね。寒さは大の苦手ですが、冬が結構好きなBroad Person管理人のhiroto kawagoe(@hirotokawagoe)です。

皆さん、風邪など引かぬよう気をつけて下さい。

2016年1月10日、デヴィット・ボウイ氏が帰らぬ人となりました。心からご冥福をお祈り致します。

普段デビット・ボウイの曲を聴いていない僕がこんな記事を書いても、ただのにわかファンが便乗してなんかゆうてるわ、と思われるかもしれませんが、気にせずいこうと思います。

偉大なミュージシャンが亡くなったことが報道されて、それをきかっけにその人の音楽を聴くことは悪いことではないと思いますが、そういうのを嫌う人もいますからね。

僕の中でデビット・ボウイといえば「Let’s Dance」の印象が強いです。

この曲を知るきっかけになったのはクレイグ・デイヴィッドの「Let’s Dance」をサンプリングした「Hot Stuff」なんですけどね。

音楽の楽しみ方なんて人それぞれでいいんじゃないでしょうか。

今回は惜しくも亡くなられたデビット・ボウイの低音を長期に渡って支え続けた「ゲイル・アン・ドロシー」という女性ベーシストについてお話したいと思います。




Gail Ann Dorsey

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出典: Gail Ann Dorsey – Facebook

1962年生まれですが、非常に若々しくてお綺麗な方です。坊主頭も彼女のトレードマークとなっています。

ベーシストとしても非常に素晴らしいのですが、ヴォーカリストとしても高い歌唱力をお持ちです。

9歳の時にギターを手にし、14歳の時にベースも始めたとのこと。20歳までは映画の脚本家を目指していて、芸大にも通われていたそうです。

21歳の時にアメリカからイギリスのロンドンに渡り、音楽家としての活動を始められています。苦手なものは料理だそうです。

1995年の「Bowie’s Outside Tour」からデビット・ボウイのバックでベースを弾いておられました。スタジオアルバムとしては1997年リリースの「Earthling」と、2003年リリースの「Reality」に参加されています。

元々デヴィット・ボウイ大ファンだったそうで、一番好きなアルバムは「Young Americans」だそうです。このアルバムでボウイにのめり込んでいったらしいです。曲だと「Win」がお気に入りとのこと。

とりあえずデヴィット・ボウイとのコラボで一番有名であろうこの曲から!

かっこいいですねー!ベース弾きながら歌える人に憧れます。

この「Under Pressure」という曲は元々デヴィット・ボウイとQueenとのコラボ曲です。ファンの間ではフレディ・マーキュリーを超えているのでは?というぐらい好評だそうです。

使用機材

ベースはフェンダーのジャズベースや、G&Lが彼女ために製作した5弦ベースなどを使われているみたいですが、一番のお気に入りはミュージックマンだそうです。いろんな写真や動画で彼女がスティングレイの4弦や5弦を手にしているのが確認できます。

他にもエピフォンの「El Capitan」というエレアコベースも所有しているとのこと。ちなみの最初に手にしたベースもEpiphoneのものだそうです。

アンプはヘッドもキャビも両方ともAmpegを使用しているそうです。ヘッドはSVT-VR、キャビはSVT-810AVとのこと。

他にTC ElectronicのVortex Flangerやチューナーを使用しているそうです。TC Electronicではエフェクターの開発にも携わっているみたいです。

デヴィット・ボウイ以外での活動

デヴィット・ボウイ以外でも、様々なアーティストとのバックで演奏されています。

有名どころではレニー・クラビッツや元No Doubtのヴォーカル、グウェン・ステファニー、The Rolling Stonesのドラマー、チャーリー・ワッツなどの作品に参加されています。

ソロアルバム

これまでに3枚のソロアルバムを発表されています。

1988年にリリースされたファーストアルバム「The Corporate World」はエリック・クラプトンや小田和正の作品にも参加している世界最高峰のベーシストの呼び声高いネイザン・イーストがプロデュースしています。

セカンドアルバム「Rude Blue」は1992年にリリースされています。

このアルバミムはジャケットがおしゃれなのとダサいのと2種類あるそうなんですが、動画に使われてるのはダサい方です…。

2003年にはサードアルバム「I Used To Be…」をリリースされています。

アルバムごとに徐々に落ち着いていってる感じですね。個人的にはファーストのノリノリなファンク色全開の方が好みではあります。

まとめ

デヴィット・ボウイ本人ではなく、ベーシストのゲイル・アン・ドロシーのお話でした。ベーシストはやっぱりベーシストが気になるわけですよ。

誰が死んだとか、あのバンドが再結成するとかメディアで取り上げられてたからちょっと聴いてみようかなっていうのも音楽を聴くきっかけとしてはいいのではないでしょうか。

きれいごとと思われるかもしれませんが、このブログも読んでくれた人が聴いたことの音楽を聴くきっかけや、知らなかったベーシストやベースのことを知るきっかけに少しでもなれば幸いだと思っています。