暑い日々が続いておりますねぇ…。この時期、各地で様々な音楽フェスが開催されますが、今年はフジロックにレッチリが登場します!
最近、5年ぶりにアルバムをリリースしたり、フジロックで来日することもあってか、僕のブログの方にもフリーに関する記事へのアクセスが増えてきています。
フリーに関する記事なんてネット上に腐るほどある中、僕のブログにまで辿り着いてきてくれる方々、ありがとうございます!
現在、新作を引っさげツアー中のレッチリですが、先日ベラルーシ共和国でメタリカと勘違いされ、サインを求められるというなかなかの珍事件が発生したとのこと。ただ、ちゃんとしっかりご要望に応えてメタリカのグッズにサインしたみたいです!笑
で、今回の本題です。もうご存知の方も多いかと思いますが、フェンダーから遂にフリーのシグネチャーモデルの発売が決定されました。
今回はその「Fender Flea Jazz Bass」についてのお話です。
1961年製のジャズベースを再現!
かつてはミュージックマンのスティングレイやモジュラスをメインで使用されていましたが、ここ数年はすっかりジャズベのイメージも定着しているフリーさん。
フリーが所有している1961年製のジャズベのカラーは一応シェルピンクらしいんですが、もうかなりの歳月が経過しているのでだいぶ色褪せてしまってる感じです。むしろクリーム色っぽい。
ちなみにこのシェルピンクというカラーのものはフェンダーで1960~1962年頃までしか作られていないそうです。
1963年に発行されたカスタムカラーチャートでは既に別の色に変更となっており、廃色となってしまったとのこと。当時は全然人気がなかったようですが、今となっては激レアカラー扱いとなっております。
本人が愛用されているのはそんな激レアな1961年製のヴィンテージものなんですが、そのベースはフリーがファンからプレゼントされたものだそうです。
フリーがネット上で「CBS社に買収される前のフェンダーがあれば、ジョン・ポール・ジョーンズみたいにかっこ良くなれるんだけどなぁ」的な発言をしたのがきっかけだとか。太っ腹な人もいるもんですね!
時価3万5,000ドルらしいです。
今回の新作「The Getaway」でも使用されておられる模様。
今回のフリーとのコラボについて、フェンダー社のジャスティン・ノーベル氏はフリーを選んだ理由として「フリーは非常に影響力が大きく、革新的なミュージシャンであるから」と述べているそうです。
仕様
出典: Flea Jazz Bass® | Jazz Bass Basses | Fender® Basses
本人の激レアカラーの1961年製のジャズベを再現するため、当時のフェンダー製品と同じニトロセルロースラッカーという塗料を採用し、同じような塗装の剥がれはロードウォーンという加工を施すことで再現しておられます。
ロードウォーンはネックにも施されているようです。
ピックアップはフロント、リアともにFender Pure Vintage ’64 Jazz Bassが搭載されています。
コントロール部は2連2軸のスタックノブとなっており、各ピックアップのヴォリュームとトーンを個別で調整できる仕様になっています。
このスタックノブは素早い操作には不向きという理由から1962年の前半までのジャズベースにしか採用されていないらしいです。
ボディはアルダー、ネックはメイプルで34インチスケールのCシェイプ、指板はローズウッドで7.25インチR、ナット幅は1.5インチ。
ブリッグとペグはどちらもヴィンテージ仕様となっております。
ネックプレートにはフリーのロゴが刻まれています。
動画
オフィシャルのものや、既にフリーモデルを手にしている海外の方のレビュー動画等が既に結構アップされているので貼り付けていこうと思います。
おわりに
フリーファンじゃなくとも、ヴィンテージ仕様のジャズベを探しているという人は、候補のひとつとして入れてみてもいいんじゃないでしょうか!?
個人的に見た目は結構好みです。
ちなみにお値段なんですが、税抜き18万5,000円となっております。発売は7月末予定ということで国内の楽器屋で予約が開始されているようです。
買う予定はまったくはございませんが、試奏ぐらいはしてみたいなと思っております。