Dragon Ashのベーシストとして活躍していたIKÜZÖNEこと馬場育三氏がこの世を去って今年で4年になります。ご存知の通り、現在は親友であるKenKenが彼の意志を継いでDragon Ashでベースを弾いております。
確かな演奏力と独特の世界観が魅力のIKÜZÖNE氏は今も多くのミュージシャンやファンから敬愛され続けています。
そんな彼が愛したベース、トレードマークのライトセーバーや衣装等、今ではなかなかお目にかかることのできない品々を見ることのできる展示会「I LOVE IKÜZÖNE展」の開催が発表されました。
「ロックスター=IKÜZÖNEの生誕をみんなで楽しく分かち合える場所を作れたら」というDragon Ashのギタリスト、HIROKI氏の呼びかけにより開催が決定したようです。
スポンサーリンク
詳細
出典: Dragon Ash Official Website
開催場所は昨年2015年に誕生した東京都渋谷区のESPミュージアムです。渋谷駅から徒歩約5分で行ける駅近な場所なので、遠方の方も行きやすいのではないでしょうか。
期間は今月10月22日(土)からIKÜZÖNE氏の生誕日である11月1日(火)までで、時間は11:00~19:00となっています。
そしてなんと入場無料とのこと!
会場ではもちろんグッズの販売も行われますが、詳細はまだ未定となっています。それとは別に今年でIKÜZÖNE氏が生誕51年ということでネット販売のみですが、51着限定の「IKÜZÖNE ロングネルシャツ」が現在先行で販売されております。
出典: Dragon Ash Official Website
気になる方は是非こちらもチェックしてみて下さい!
IküTrön
今回の展示会で展示されるであろう、IKÜZÖNE氏が愛用していたベース、「IküTrön 」についてもお話しておこうと思います。
出典: ESP | Artist Series | IKUZONE
ESP製のオリジナルモデルで、なんと言っても独特のボディシェイプが特徴的です。実物を手にしたことはありませんが、かなりデカいようです。初号機の「サメ」をはじめ「ピザーラ」、「キカイダー」等かなりのモデルが存在します。それぞれモデルによって仕様が異なりますが、アルダーボディにメイプルネックのものが多いです。
最後の方はKillerのベースをよく使用されていて、登場機会は少くなってしまっていましたが、そんなIküTrönのDNAを引き継いだベースを使用しているのがDIR EN GREYのToshiya氏です。
出典: Toshiya | DIR EN GREY OFFICIAL SITE
バンドでの共演は実現しなかったものの親交があったようで、変形ベースを制作しようとしていたToshiya氏が直接本人から了承を得て作られたのが「D-TT TRICK STAR (Black Rising Sun)」というモデルです。
出典: ESP | Artist Series | Toshiya
また、IKÜZÖNE氏のラストレコーディングとなったDragon Ashのシングル「Run to the Sun / Walk with Dreams」のカップリング曲「Walk with Dreams “Live On”」のリミックスをToshiya氏が手掛けています。
Dragon Ash – Walk with Dreams
かっこいいベースが聴ける曲
せっかくなので、IKÜZÖNE氏が弾いてきた数あるDragon Ashの作品の中から、個人的にベースがかっこいいと思うものをピックアップしてみました。
Dragon Ash – Attention
Dragon Ash – Amploud
Dragon Ash – Rainy Day and Day
Dragon Ash – morrow
おわりに
ベーシストはもちろん、楽器を弾けない人や最近Dragon Ashを好きになった人、急逝後に彼の存在を知ったという人にもIKÜZÖNE氏の魅力を間近で感じれて楽しめる展示会になるのではないでしょうか!
こういった機会はなかなかないとは思うので、気になる方は是非足を運んでみて下さい。
スポンサーリンク