2016.01.28-02

ハードロック、ヘヴィメタルはそんなに好きではないんですが、アイアン・メイデンのアルバムは地味に何枚か持ってるBroad Person管理人のhiroto kawagoe(@hirotokawagoe)です。

4月の20日、21日と東京の両国国技館で来日公演をすることを明らかになったアイアン・メイデンですが、ヴォーカルのブルース・ディッキンソンが操縦するジャンボジェットで来るそうです。

しかも日本だけじゃなく、世界各国をまわるとのこと。そこ、別にジェットじゃなくてよくね!?って思うのは僕だけでしょうか??

2011年に予定されていた来日公演が、東日本大震災の影響で中止になってしまったので、ファンの人にとっては待ちに待った来日かと思います。

そんなアイアン・メイデンのベーシスト兼リーダーのスティーヴ・ハリスについて今回はお話したいと思います。




IRON MAIDEN

スティーヴ・ハリスについてお話する前に、軽くアイアン・メイデンがどんなバンドかについても触れておきたいと思います。

biog1
出典: Iron Maiden Official Website

1975年にイギリスのロンドンで結成された、超ベテランヘヴィメタルバンドです。1980年代から1990年代のヘヴィメタブームの立役者と言われています。

これまでのレコードセールスは8,500万枚以上らしいです。この手のジャンルでここまで売れるバンドはなかなかいないんじゃないでしょうか。

もはやこれだけでかなりすごいバンドということがお分かり頂けたかと思います。

個人的な印象

僕が彼らを知ったのは、中3の時ぐらいでした。

ベースマガジンにスティーヴ・ハリスの記事が載っていたのがきっかけで、なんとなく興味が湧いて地元の中古CDショップでファーストアルバムの「鋼鉄の処女」を買った記憶があります。

結構前から知ってるアイアン・メイデンですが、個人的な印象を述べますと…

・とりあえずメンバーチェンジが激しい。
ヴォーカルも途中で代わっちゃってます。あんまり日本じゃバンドのヴォーカルが代わるなんて聞かないですが、海外じゃわりと普通みたいです。結構出戻りしているメンバーもいますが、その辺はバンド内で上手くやってるんでしょう。

・ジャケットがまぁまぁグロい。
個人的にこういう絵は苦手です。ジャケ買いしろと言われれば間違いなく僕は選ばないでしょう。

1980_KillersAlbum
セカンドアルバム「キラーズ」
出典: Iron Maiden Official Website

・ギタリスト3人もいるけど必要…!?
これはアイアン・メイデンを知ってる人なら、疑問に思ってる人は結構多いかと思います。

結構ディスってしまってる内容ですが、これがアイアン・メイデンに対する素直な印象です。

Steve Harris

12375004_10156279387140627_3276281744311327333_o
出典: Steve Harris – Facebook

ハードロック、ヘヴィメタルといったジャンルに限ったことではありませんが、特にこの手のジャンルでは、ベースは地味にルート弾きに徹するタイプの人が多いように感じます。

なぜなら、基本メタル系のギタリストやドラマーってクッソ上手い人ばっかなんですよね。物分りのいいベーシストはやっぱり一歩引いてしまうんでしょう…。

そんな中、ハードロック、ヘヴィメタル界でのベースの存在価値を覆した男のひとりがスティーヴ・ハリスです。

ベーシストの間でも、彼を崇拝している人はかなり多いです。

プレイスタイル

フレットにバチバチ当たりまくるぐらい、強いピッキングで有名です。

基本、指をまっすぐ伸ばした状態で、弦に叩きつけるようにして弾いておられるため、非常にバキバキなパーカッシブな音色となっています。

奏法は指弾きのみです。スリーフィンガー説もありますが、本人はツーフィンガーだとおっしゃっていました。

通常、指弾きの際はピックアップや弦に親指を乗せて固定するのが一般的と言われてますが、彼は親指をほとんど固定せずに弾いていておられます。

あと、結構和音弾きやアルペジオを楽曲の中に取り入れているのも彼のプレイスタイルの特徴のひとつかと思います。

使用機材

メインのベースはフェンダーのプレシジョンベースです。フェンダーからスティーブ・ハリスのシグネチャーモデルも発売されております。

0141032305_gtr_frt_001_rr
出典: Steve Harris Precision Bass® | Precision Bass® Bass Guitars | Fender® Bass Guitars

弦はロトサウンドのフラットワウンドのものを使用しておられます。こちらもスティーブ・ハリスモデルが発売されています。

sh77_260
出典: STEVE HARRIS SIGNATURE SET | ROTOSOUND

プレベにフラットワウンドだからこそ、あのピッキングであの音が出せるのかと思います。

彼がラウンドワウンド弦を張ったジャズベを弾いたら、かなりバッキバキなえげつない音になるんじゃないでしょうか…(笑)

アンプは年代によって結構変わってるみたいです。ヘッドはAmpegやHIWATTのものを使ってる時期もあったそうですが、現在はALECTRONというメーカーのものを使用しているみたいです。

キャビネットはMarshallのものを愛用しているとのこと。

ハリス師匠の音を堪能しよう

まとめ

個人的にはベーシストとして、参考にしようにもいろいろと特殊すぎて、正直あまり参考にならないかなぁというのが正直な感想ではあります。

ただ、彼がハードロック、ヘヴィメタル界だけではなく、ベース界全体に及ぼした影響が多大であることは間違いない事実です。

僕も是非一度は生で見ておきたいベーシストのひとりです。

あまり馴染みのない人も、これを機会に一度、ハードロック、ヘヴィメタルの世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか!




  • Twitter
  • Facebook
  • Google+
  • はてなブックマーク
  • Pocket
  • LINE

Comments

  1. 初めまして!
    永遠のメタル小僧です。笑

    30年振りにメイデンコピーバンドを再結成する運びとなり、愛用のプレベを引っ張り出し練習を始めたところで、貴方様のブログが目にとまりました。ベース弾くのも30年振りですので、指がーー動かない!
    フラットワウンドは、当時1度張ってみましたが、摩擦感が強すぎて全く弾けませんでした。最近、スティーブハリスは、グリスを指に塗り滑るようにしていると何かで見たのですが…ご存知でしたらお教えください!!

    メイデンは、6枚目までしか聴いてませんので最後の映像は新鮮でした。知らない人が歌ってる〜笑笑

    楽しいひと時をありがとうございました!

    1. コメントありがとうございます!
      返信が遅くなってしまい申し訳ございません。

      僕もフラットワウンドを初めて張った時は違和感満載でしたが、慣れれば全然気にならなくなりました!
      フラットワウンドはどうしてもテンションがキツくなってしまうので、いつものより細めのものにすれば多少はましになるかもしれません。

      グリスの件ですが、僕も何かの記事でスティーブ・ハリスはライブ前に指にグリスを塗っているというのを見たことがあります。
      実際に塗っているのかどうかは分からないですが、なんとなく塗ってそうな気がします!笑
      確かな情報じゃなくてすいません。

      良かったらまた覗きに来て下さい!

松尾 利之 へ返信する